研修・セミナーなどの情報 : 新潟県中越地震被災者エコノミークラス症候群フォローアップ検診に参加しました
2012年11月23日(金)に新潟大学大学院呼吸循環外科の榛沢和彦先生らが主催した新潟県小千谷市で行われた中越地震被災者エコノミークラス症候群フォローアップ検診に参加しました。
当院神経内科から清水高弘、水上平祐、熱海千尋、鈴木祐、研修医2年目の朝来野英先生、研修医1年目の近江亮介先生が参加しました。問診や下肢静脈エコー検査などの手伝いをしました。
小千谷での検診結果は受診総数861人(男253人)、平均年齢68.3歳(23-89歳)、血栓あり58人(6.7%)でした。新規受信者は191人)で、そのうち11人(5.8%)でした。今後も継続して参加して行きたいと思います。
清水高弘
地元の新聞にも掲載されていました。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20121123013479.html
避難者対象、小千谷で無料検診
エコノミークラス症候群
中越地震の被災者や、東日本大震災の避難者を対象とした「エコノミークラス症候群」の無量検診が23日、小千谷市の市民学習センター「楽集館」で始まった。気温が急速に低下するこの時期に症状が出るケースが多いとされ、主催した医師らは早期発見と予防を呼び掛けた。
新潟大学大学院の榛沢和彦医師を中心に県内の医師らでつくる「エコノミークラス症候群予防・検診支援会」などが主催。同症候群は車中泊や避難所で同じ姿勢を長く続けたことで、足の静脈に血栓ができる症状。血栓が長期間消えなかったり再発したりするケースもあるため、毎年この時期に検診を行っている。
会場では医師らスタッフ約50人が、足の静脈のエコー検査や血液検査などで血栓の有無を調べたほか、予防効果のあるストッキングも配布した。
4年連続で検診を受けた同市信濃町の男性(70)は今回初めて血栓が見つかった。中越地震後に車内泊の経験があり「当時は『若いから大丈夫』と思っていた。運動と水分補給に気を付けたい」と話した。
新潟日報【社会】2012年11月23日
榛沢和彦先生らの主催で行われました。
研修・セミナーなどの情報 : 第32回日本脳神経超音波学会総会に参加して参りました!
2013年6月13日~15日に第32回日本脳神経超音波学会総会が徳島で開催されました。
聖マリアンナ医科大学神経内科から清水高弘助教、萩原悠太大学院生、今井 健大学院生、鶴岡 淳大学院生、水上平祐大学院生、田中成明大学院生が参加しました、萩原悠太大学院生は「経口腔頸動脈超音波(TOCB)による経時的評価が有効であった両側内頸動脈解離の1例」を口演、今井 健大学院生は「下大静脈弁を伴う事故免疫水庖における奇異性脳塞栓症の1例」を口演、鶴岡 淳大学院生は「t-PA静注後前総頸動脈ED比による血管内治療追加予測」を口演、水上平祐大学院生は「頭蓋内主幹動脈狭窄性病変の進行予測と頸動脈硬化の関連について」を口演発表しました。
研修・セミナーなどの情報 : 第1回フロンティアセミナー for juniorsで講演を行いました
2013年8月24日(土)に私立桐蔭学園中学校で、中学2~3年および中等2~3年生を対象とした第1回フロンティアセミナー for juniors が開催されました。同セミナーは本年度から開始されたキャリアガイダンスの一行事であり、神経内科から秋山久尚先生、熱海千尋先生、阿座上真哉先生の3人が参加しました。熱海先生と阿座上先生が〝桐蔭卒業生からみた医師になるための極意”を、秋山先生が〝脳血管障害を早期に発見できるのは君しかいない!”を講演しました。医療、脳血管障害、医学部に興味があり集まった学生たちは、熱心に傾聴し、講演後には質問の手も多数挙がりました。未来の医師の卵達は頼もしいかぎりでした。
2012年10月7日~9日に,米国BostonのMarriottCopley Placeにおいて2012 AnnualMeeting of the American Neurological Associationが開催され,秋山久尚講師,柳澤俊之講師,水上平祐先生(大学院生)の3名が参加しました.水上平祐先生は国際学会が初参加であり,緊張の中10月7日に,“Recurrent Brain Hemorrhage Caused by Cerebral Vasculitis Due to Ulcerative Colitis: A Case Report and Review”という演題を発表し,質疑応答も無難に乗り切りました.伝統ある本学会の講演形式は特徴的で,最新情報の満載な教育講演が主体であり,耳学問だけで神経疾患の最新知見を得ることが出来ました.緊張した学会発表のあとは,慌ただしくではありますが観光名所を駆け巡り,極大のロブスターも堪能しました.また,あいにくの雨のなか,秋の紅葉狩りツアーへも参加しました.
研修・セミナーなどの情報 : 急性期脳出血への降圧を検討する第Ⅲ相国際多施設共同無作為化臨床試験(ATACH-Ⅱ)に参加しています!
ATACH-Ⅱは、多施設共同、無作為化、同時多少比較、並行群間、第Ⅲ相試験で、特発性テント上の頭蓋内出血の患者を対象として急性期高血圧に対する降圧剤の静脈内投与による早期(発症4.5時間以内)の積極的な降圧の有効性を決定的に明らかにすることを目的とし、ミネソタ大学Qureshi教授らを中心として開発された国際共同試験です。
今回、聖マリアンナ医科大学神経内科も、2011年1月28日(金)の千里ライフサイエンスセンターでのKick-off Meeting(写真1)、2011年10月14日の千里阪急ホテルでのJapaneseInvestigator’s Meetig、2011年10月19日の当院へのQureshi教授自らのSite Visitig(写真2)を経て、2012年5月より同試験に登録できるようになりました。写真3のようなポケットマニュアルも作成し、日々、症例登録できるように待機しています。
また、この登録可能に至るまでは、薬理学/治験管理室の竹ノ下祥子さんに多大なるご尽力をいただきました。心から感謝申し上げます!!
写真1
写真2
写真3